エイラのフィンランド便り
松井 エイラ・カーリナ

フィンランドの思い出や情報など、毎月いろいろ紹介しています。

フィンランドログハウスのスオミインターナショナル スタッフ
                      松井 エイラ・カーリナ

■ 2008年も、フィンランドならではの話題を毎月お届けします
 リサイクル
  フィンランド教会合唱団
  フィンランドから帰りました。
  フィンランドに来ています!
■ 2007年トピックス。
 クリスマスカード
 おかしなフィンランド語
 Mäkiharju夫妻
 ミッドサマー(juhannus)
 春バテ(kevätäväsymys)
 ムンミのクレープ
 フィンランド人もいろいろ
 愛国心
■ 2006年トピックス。
2006年最後のフィンランド便り MERRY CHRISTMAS to everyone
12月 フィンランドの伝統的なクリスマス飾りHimmeli
11月 フィンランドは日本ほど寒くない?!
10月 スオミのスタッフTのフィンランド旅行
9月 スカンディナビアンレッド
8月 ブルーベリー再び
7月 フィンランド人にとっての夏
6月 フィンランド人にとってのログハウス別荘
5月 踊るフィンランド人
4月 フィンランドの食文化
3月 フィンランドの町づくり
2月 ウィンタースポーツと雪遊び
1月 サウナのはなし
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バックナンバー
■ 2005年トピックス 〜フィンランドの1年〜2004年12月 「メリークリスマス」
 
● リサイクル
今回はフィンランドのスーパーマーケットなどでよく見かけるちょっと面白い機械の写真を載せました。これはビンや空き缶、ペットボトルを回収する機械なのですが、この機械にビンや缶を入れると買い物券が出てくるというシステムです。そうです、フィンランドでは空き缶やビン、ペットボトルがその場でお金になります。1本が10セント〜40セント、日本円になおすと16円〜65円くらいですから多くの買い物客がカバン一杯でやって来ます。外に落ちている空き缶などもちょっとした小遣いに誰かが拾っていきます。また、古着なども町の所々に古着専用のボックスが設置されていて、いつでも入れる(捨てる)事ができます。Kirpputori(ボランティア団体のリサイクルショップ)で回収された古着や使える物は何でも受け入れ、この古着や収益は貧しい国へ送られます。フィンランドはリサイクルのシステムが良くできていると思います。それによって町がゴミから守られています。フィンランドのスーパーマーケットでは30年以上前からレジ袋が有料ですので大抵の人はマイバッグを持って買い物にいきます。今は日本でも一部で同じ動きが始まっています。それによってたくさんのエコバッグが売られています。でも、本当のエコバッグは古着などから自分で作ったものかと思います。こんな事を書きながら私のエコバッグは?…それはちょっと言えないやなぁ〜(汗)
● フィンランド教会合唱団
3月16日から23日にかけて日本の5ヶ所でフィンランド合唱団(MUSICA GLORIA)のコンサートが行われました。メンバーの30人はみんなクリスチャンでフィンランドのいろんな町から集まった人達です。私は22に川西市猪名川町のグッドサマリタンチャーチという所で行われたコンサートを友達と3人で見に行く事ができました。ワクワクして行った甲斐があって本当に素晴らしいコンサートでした。コンサートが行われたのは落ち着いた風囲気の教会で、30人のメンバーが力強く一斉にシベリウスのフィンランディアという曲で始まったところで涙が溢れてしまいました。その他にもなつかしい曲(10曲くらい)とユーモアいっぱいのお話で私たちを楽しませてくれました。しかもコンサートは無料。(この合唱団のメンバー達がすべての費用を出しているそうです。)この合唱団は今までも世界のいろんな国の人たちを音楽を通して楽しませています。訪問した国はスイス、オーストリア、ドイツ、スウェーデン、ロシア、エストニア、ハンガリー、オーストラリア、南米のボリビア、アメリカ、そして今回の日本です。私がこのコンサートの事を知ったのは本当にギリギリだったので皆さんにお知らせできませんでしたが、この力強く素晴らしいコンサートがもっと多くの人たちに聞かれればよかったのにと思いました。次回の来日予定がわかればお知らせしますね。
● フィンランドから帰りました。
フィンランドのちょっとあわただしい、でも楽しい旅からちょっとスマートになって無事帰ってきました。訪問した家庭だけでも14軒になりましたが、久しぶりにフィンランドのサウナを楽しんだり、サウナのあとのグリルマッカラーや楽しいおしゃべり、毎日出来たものを食べてゆっくり寝て、ノルディックウォーキングでたくさん歩かされて良い気分転換になりました。ヘルシンキの街では、昔私が働いたところや主人と出会った場所などへ自然に足が向かいその周辺の写真を小雨の中撮りました。いろんな思い出があたまを過ぎりながらシャッターを押しました。ヘルシンキの街はあいかわらずでバスステーション以外は本当に変わっていなかった。(EUになってから外国人が増えてちょっとインターナショナルになったかな?…)今回は観光スポットみたいな所にはまったく行きませんでしたタンペレという町の大きな教会や親の墓参りへお兄さんと2人でキャンドルを持って行きました。今回の帰国は時間が経つのが本当に早かったです。フィンランドに居る間、ミスフィンランドコンテストが行われました。ミスフィンランドコンテストを見るのは何十年ぶりで、しかも私の親戚が知っている子が参加していたのでみんなで興奮して応援していました。彼女はミスフィンランドを受賞し賞金としてトヨタのマイカーをもらいました。(3日目にはその車をちょこっとぶつけてしまったみたいです。)楽しみにしていたきらきらの雪景色は2回ほど見る事ができ、帰りの飛行機では機内放送で北の空に美しいオーロラが出ている事を教えられ、私は窓際だったので長い時間北の空を埋め尽くすようなオーロラを楽しむことができました。
昔働いていた建物主人と出会った場所
毎日の過酷な散歩道散歩道
お兄さんの家小鳥たち
ミニコンサート
姪のマリオのピザショップ姪のサリ一家と甥のカリマッティ
● フィンランドに来ています!
私は今、フィンランドに来ていて(1月18日から2月6日まで)兄弟や親戚の家を転々とまわって楽しんでいます。フィンランドの気温は−5〜+5℃くらいです。こちらに着いた時はまったく雪が無くて雨と暗い日々が続いてましたが今は少しだけ雪があります。でもその雪もすぐに解けてしまうでしょう。昔の冬の面影はまったく見えません。寒くて白い世界はこの冬には見れないかもしれません。楽しみにしていたオーロラもまだです。この便りは今いるお兄さんの家から送っています。お兄さんたちは、毎日6〜10kmを散歩するのですが、それに私がついて行くのが本当に大変なのは私のアシの長さのせいでしょうか(笑)。いろんな店を見てまわったりなつかしい人たちとの出会いが今はなにより嬉しいです。旅先の写真を送りましたが日本へ帰ったらまた写真とお話を紹介しますね。では、Moi moi 〜



● クリスマスカード
先日、家の大掃除をしていたら押入れの奥から昔のたくさんの手紙やクリスマスカードが出てきました。眺めているうちにフィンランドでの多くの思い出に旅をしました。あんな事やこんな事があったと思い出しながら1枚1枚めくっているうちに「あ〜、子供の頃のクリスマスはこうだったやなぁ〜」と胸が熱くなりました。フィンランドのクリスマスカードには赤い小鳥たちのカードや馬のカード、サンタクロースとお手伝いのトントゥ達のカードや小さなログハウスのカードが目立っています。小さなログハウスはひとり暮らしのおばあちゃんの家(Mummon Mokki)。雪の中の赤い家の煙突からは煙が出ていて窓の灯りが外の暗闇を照らしています。私にとってホッとする光景です。赤い小鳥たち(Punatulkku)が庭先に出されている麦の束を食べ散らかしています。フィンランドではクリスマスには小鳥たちにもごちそうを与えてその食べぶりを窓から見て楽しみます。トントゥたちは赤い帽子をかぶりとんがり靴を履いて、忙しそうにサンタクロースを手伝いながらクリスマス前の子供たちの様子をうかがっています。子供の頃、クリスマス前にはいつも「トントゥたちが窓から覗いているから良い子にしていないとクリスマスプレゼントを貰えないよ」と言われていました(笑)。今年はどんなクリスマスカードが来るのかなぁ〜。


● おかしなフィンランド語
フィンランド語には日本語と同じ読み方をする言葉がたくさんあります。もちろん意味は違います。例えば、大好きな「寿司」はSusiと書いてオオカミを意味します。「いなり寿司」はInari susiと書いてイナリ湖という湖にいるオオカミの意味。「プータロー」はPuutaloと書いて私達が扱っているような木の家を意味します。ファミリーネーム(名字)では〜ネンというのが多く、たとえばアシカイネン、マタライネン、アホカイネンなど…関西弁に似た感じかな?私関西弁好きやねん(笑)。フィンランドにはアホ(Aho)という名字が多く、その意味は林の中にある小さな広場を意味しています。ファーストネーム(名前)では、日本に来たら気の毒だなぁ〜と思う名前もあって例えば「ヘタ」「ヘンナ」「ミンナ」「アシタ」「アリ」…名字と名前を組み合わせると…「コンニチワ、ミンナ アホ デス」と言われたらあなたは笑わずにいられるでしょうか。フィンランドには「名前の日」(Nimipaiva)というのがあります。クリスマスと日本でいう元旦の日以外は毎日が誰かの名前の日で、カレンダーにも毎日1〜4人程の名前が刻まれています。ちなみに10月30日は私、エイラの日です。毎年フィンランドの親戚や兄弟・友人がお祝いのハガキなどを送ってくれます。名前の日はフィンランドではちょっとしたお祝いの日で、チョコレートやお花なんかをプレゼントしたりします。昔はカレンダーで子供の名前を決める人がほとんどだったと思います。今は今の流行があって祖父母の名前を選ぶ人やカレンダーに載っていない例えば外国の名前なども使われています。

● MAKIHARJU夫妻
フィンランドの雑誌を読んでいたらある記事に目がとまりました。それはフィンランドで大勢の子供ができない人たちが世界10カ国から養子を受け入れ育てているという記事でした。アフリカ、アジア、南米、ロシア、他、1970年頃から外国からの養子を受け入れる人たちが増え1985年に養子縁組制度ができました。制度ができてから約3000人の子供たちがフィンランドで新しい生活を送っています。私の知っている夫婦も南米から2人のかわいい子供を迎えました。その家族はどこにでもあるような仲良し家族です。肌の色が違っても遠く離れた国から来ていても愛があれば家族になれます。素晴らしい愛ですね。多くの子供たちが心に深い傷を負っています。そんな子供を育てていくのは本当に深い愛が必要と思います。国の制度ではアイデンティティーの為にも子供にふたつの国の文化に触れさせなければならないことが決まっています。フィンランドには里子を迎えるシステムもあります。私がフィンランドに帰る時はいつもある夫婦(MAKIHARJU夫妻)の家に行きます。この夫婦は5人の子供を里子として受け入れ愛情いっぱいに育てています。5人のうちの2人が日本からの子供です。片親はフィンランド人でした。妹は1歳でこの家に迎えられ、それから6年後に兄が12歳で同じ家族としてこの夫婦に迎えられました。12歳になっていた子供を受け入れるのは本当に難しいことと思います。でも、この夫婦が私に答えた「チャレンジ」という言葉は忘れられない。12歳になっていた彼がそのまま受け入れられ愛されて必要とされている。彼は自然にそれを感じて良いことで答えることができるようになりました。そして彼はもう18歳になっています。フィンランドでは18歳はもう大人です。今は電気関係の専門学校に通っています。

● ミッドサマー(juhannus)
フィンランドの兄からミッドサマーに撮った写真が送られてきました。メッセージには「ホームシックにならないように…」と。写真には花畑の散歩道や兄のログハウスから見える湖や島、私が生まれた田舎の風景、なつかしいものばかりです。ミッドサマーは白夜のなかでも一番日の長い日で太陽が一日中沈みません。人々は別荘やキャンプ、湖や海などとにかく外へ、それぞれが思いっきり楽しんでいます。お祭りもたくさん行われていてミュージックフェスティバルには25000人集まったそうです。プロテスタント教会も毎年大きな野外集会をしていて今年も30000人が参加したそうです。毎年海外からの牧師たちも参加しますが今年はインドネシア、カメルーンからでした。野外集会が行われたのはフィンランドの真ん中あたりの田舎町(keuruu)の湖のほとりでキャンプ場もあります。多くの人たちはそこへキャンピングカーで来ます。私も7〜8年前一度だけ参加することができました。そのときもやっぱりキャンピングカーで私の姉と2人ラップランド旅行からの帰り道でした。本当に大きな集会で感動しました。いろいろなイベントが年齢別に行われ、ゴスペルやバンドの演奏にあわせてみんなで歌いました。その歌声は遠いかなたまで響いてきっと天までとどいています。また行きたいやなぁ〜。

● 春バテ(kevatavasymys)
フィンランド便りの更新が遅くなってしまいました。最近フィンランド風の春バテになりました。何か疲れやすいのはユーロ高のせいでしょうか(笑)。フィンランドには本当に春バテ(kevatavasymys)があります。長く暗い冬にみんな疲れ、顔も青白くなります。なのでフィンランドではいろいろなアイデアで厳しい冬を乗り越えます。例えばインテリアをカラフルにする。家庭もそうですけど幼稚園や学校、仕事場やレストランなどでも明るい色がたくさん使われています。カラフルな色から子供たちにいろんなインスピレーションが生まれます。家庭ではカーテンやクッションカバー、テーブルクロスなどのファブリックを季節ごとに変えたりします。そうすれば気持ちも変わります。フィンランドは日本と反対に夏から秋にかけて人々が元気になります。夏の間たくさんアウトドアを楽しんで、太陽をいっぱいあびて、長い夏休みに元気をもりもり吸収します。そうする事で秋からは元気いっぱい仕事に勉強にがんばれるのです。

● ムンミのクレープ

やっと春らしい天気になりました。ストーブの前からはなれ外の空気を吸いたくなるような季節です。私にとって田んぼの中の抜け道を散歩するのはひとつの楽しみです。つぎつぎ顔を出すかわいいちっちゃい草花を見て心が癒されます。何かフィンランドが身近に感じられるような時です。同じような花畑で子供の頃はハイジのようによく遊びました。草花で編んだかんむりを作ったり花束にして持って帰ったり、ただ花畑の中にひっくり返っていつまでも続くヒバリのコンサートを聞いていました。遊び相手は自然と想像力だけでした。それでも楽しい思い出ばかりです。冒険から家に帰るとお母さんがおやつにフィンランドのクレープ(lettu)をよく焼いてくれました。近くの森で採れたブルーベリーやラズベリーで作った自家製のジャムの味が忘れられません。うちの子供たちが小さい頃よくおやつに同じくクレープを作りました。今は孫たちがムンミ(フィンランド語でおばあちゃん)の焼くクレープを楽しみにしています。ムンミの母がよく焼いてくれたクレープの作り方を紹介します。
-材料-
卵2個
牛乳500cc
砂糖100cc
小麦粉250cc
サラダオイル大さじ1杯
-作り方-
材料を上から順番にボールで混ぜ合わせ1時間ほどどねかせます。熱めのフライパンに生地をうすくひろげ両面とも少し色がつくくらいにバターで焼き上げます。
好きなジャムをつけて出来上がり。

● フィンランド人もいろいろ

フィンランド人はもの静かな民族として知られています。私もそう思います。でも、バカらしいことが大好きな人も多いです。例えば昔なら、男物の長いブーツを投げる競争を考えた人たち…今は携帯電話を投げる競争もあるみたいです。もちろん遠くへ投げた人の勝ち。サウナの国ですから、熱いサウナで時間を競う大会(あのつるべさんが参加しているのをテレビで見ました)や夫が奥さんを抱えて運ぶという競争もあります。有名なエアギターもフィンランド発祥ですが初めて見た時は息ができないくらい笑いが止まりませんでした。今はインターナショナル大会になっています。去年のエアギター大会で1番になったのは日本人でした。他に新しいところでは、深く積もった雪の中でのフットボール(沼の中のフットボールも…)があるそうです。今年の2月に私の兄がフィンランドから遊びに来ました。兄に最近で1番のはやりを聞いてみると、本当にバカらしい賭け事の話を聞きました。それは、畑の地面に番号を付けて分け好きな番号にBET(賭け)します。牛たちを畑に放して 1番最初にウ○チが落ちた番号に賭けた人の勝ちというものでした。
最後にフィンランドで有名なジョークを1つ…
ほとんど会話の無い夫婦がいました。ご主人がほとんど喋らないので奥さんがご主人に「もう私のことを愛していないの?」と聞きました。するとご主人は「変更があったらお知らせします…」と言ったそうです(笑)

● 愛国心

早いものでもう2007年になりました。年をとるとともに1年1年早くなる感じがします。体がついてこないという感じでしょうか…。最近、日本の若い人たちの中であまり祖国の事を良く思わない人が増えていると聞きました。普段当たり前に思っている事の”ありがたみ”ってなかなかわからないものだと思いますが、残念なことであると思います。愛国心っていうと硬くなりますが、フィンランドでは子供が小さな時から学ぶ歌に祖国の自然・美しさ・すばらしさを歌う歌が数え切れないほどあります。国旗の歌・我らの祖国など…地方でもそれぞれ。歌や歴史を通しての愛国心が生まれます。フィンランドは今年でロシアから独立して90年になります。毎年12月6日は独立記念日(祝日)で夜になると窓際にキャンドルライトを燈してみんなでお祝いをします。シベリウスのフィンランディアという曲はフィンランドの独立をイメージした曲でメロディーはご存知の方も多いと思いますが、何を歌っているのか私なりに訳してみました。

おお スオミ(祖国)よ あなたの新しい日がきます
夜の恐れ(戦争)から開放され 朝にヒバリが輝く空で歌う
まるで天の幕がうたっているように
夜の闇は朝の光で消し去られる
あなたの未来が来ます おお 祖国よ

● MERRY CHRISTMAS
 12月のフィンランドに久しぶりに行くことができました。10日間のビジネス旅行に日本の友人と二人でわくわくしながら出発しました。飛行機はフィンエアーのオーロラを観に行くツアーの旅行者でいっぱいでした。向こうでの仕事がとても忙しかったけどもフィンランドの冬をあじわうことができました。聞いたところでは今年は1300年ぶりの暖かい冬だそうです。この時期は太陽がのぼる時間が短く薄暗い時間が続き、人たちの表情も冬の真昼の明るさ暗く、顔に「疲れている」と書いてるように見えました。私たちの行ったフィンランド南部では残念ながらオーロラを見ることはできませんでしたが、ラップランドに旅立った人たちが幸いなことにオーロラを見ることができたそうです。12月のフィンランド人はクリスマスの準備で大忙し。ヘルシンキのEsplanadi公園の中にはたくさんスカンジナビアンレッドの小屋が建ち並んでいて、クリスマスギフト向けの手作り雑貨や手編みのセーター、ホームメイドの食料品などが売られていました。フィンランド土産の買い物お店には人がたくさん集まっていて楽しく買い物をしていました。私たちもつられたようにそこでフィンランドのお土産を買いました。買い物のあとの熱いコーヒーとシナモンブレッドの味がとてもおいしかった。フィンランドではクリスマスは特別なお祝い事なのでどこへ行ってもクリスマスソングやキャンドル、イルミネーションをたくさん見ることができ、やっぱりフィンランドはクリスマスとサンタクロースの国と改めて感じることができました。私の中にいつまでも残っている子供心はやっぱり夢いっぱいのクリスマスが大好きなのです。そして、子供や孫たちにもフィンランドらしいクリスマスを伝えられるよう毎年がんばっています。MERRY CHRISTMAS to everyone !
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● フィンランドの伝統的なクリスマス飾りHimmeli
 久しぶりにフィンランドのHimmeli作りフィンランド人の友達同士3人で集まって、楽しい1日を過ごしました。フィンランドの音楽を聴きながら、フィンランドのコーヒーJuhla mokkaを飲み、手作りのKorvapuusti(映画『かもめ食堂』で主人公たちが焼いていたシナモン味の菓子パンです)を味わいながら、話が弾み、笑い声がわきました。集まりの目的は、Himmeli作りでした。Himmeliの語源は、ドイツ語のHimmel(天)です。Himmeliは、ライ麦の藁でできた、フィンランドの伝統的なクリスマスフィンランドのhimmeli作り飾りでした。私も子供の頃によく作ったものです。日本ではライ麦の藁が手に入りにくいために、友達がフィンランドから取り寄せました。
 ライ麦の藁は、フィンランドでは1150年ごろからクリスマスに使われていたそうです。ライ麦の藁は床の上に敷かれて、子供たちがアルプスの少女ハイジのように、その上ではしゃいでいました。また、フィンランドのhimmeliテーブル飾りやその他の飾りを、三つ編みにした麦わらで作っていたそうです。Himmeliは、教会の天井にあるキャンドル飾りの形を、ライ麦の藁でまねて作ったもので、家のテーブルの上あたりの天井からぶら下げます。ライ麦の藁の色は明るい黄色ですから、クリスマス飾りにぴったりで、赤いリボンがよく合います。1800年の終わり頃から、ドイツからスウェーデン経由でフィンランドにクリスマスツリーが入って来て流行り出したため、ライ麦の藁の飾りは使われなくなっていきました。たまに麦わらの飾りを見ると、うれしく懐かしい気持ちになります。年のせいでしょうか・・・?

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● フィンランドは日本ほど寒くない?!
 フィンランドで生まれ育った私にとって、本当に寒いのは、日本かもしれません。フィンランドでは気温がもちろん低いのですが、湿気のない寒さはそんなに寒く感じません。今の日本の気温(20度くらい)だと、フィンランドではTシャツ一枚で間に合います。日本生活34年の私でもまだまだ慣れないのは、日本の家と建物の寒さです。日によっては、外の方が暖かい!また、夏の暑さに慣れることは一生ないでしょう。フィンランドでは気温が低いために、家が暖かくできています。外の気温とは関係なしで、家の中ではTシャツ一枚で暖かくすごせます。そして、出かける前に暖かい服を着ます。考えにくいことですが、フィンランドの掛け布団は、日本の夏布団のような薄いものです。毛布はめったに見ることはありません。探すのも難しいかもしれません。重い布団に慣れた私は、里帰りした時にはいつも布団を3枚重ねて寝ます。日本にはびっくりするほど多種多様な防寒グッズがあり、カイロ、ハラマキ、はんてんなど、フィンランドにはないものばかりです。はんてんは、フィンランドの冬布団よりも分厚いのではないかと思います。こういうものが日本にあってフィンランドにないのはなぜなのでしょうか。
 布団から思い出すのは、遠い昔の子供時代の事です。ベッドのマットレスの代わりに、干草の入った敷布団がありました。その布団袋は手織りの厚い生地で、干草は毎年秋に新しく入れ替えられました。新しい干草は、よく眠れるようないいにおいがしたのを覚えています。フィンランド 雪とログハウス冬になったら、一番寒い日に、外の凍った雪の上に布団を短時間干しました。不思議な事に、その布団は一切濡れる事がありませんでした。冬の非常に乾燥した空気と、寒すぎる気温のためです。そして、家に取り入れて、暖炉の前で暖めました。干した後の香りは、新しい干草と変わらない新鮮なものでした。懐かしい思い出です。
 アルプスの少女ハイジと同じように、干草の布団の上に寝転んで夜空の星を眺めたものでした。オーロラが北の夜空を染めて、赤、青、黄色、緑と美しく流れるように動いて、よく私たちの目を楽しませてくれました。ハイジと違っていたのは、半袖のワンピースではなく、長袖長ズボンをはいていた事です。ハイジのアニメを見ていたときにいつも思っていた事は、ハイジは薄着で寒そうだなあ、という事でした。

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● スタッフTのフィンランド旅行
 スオミのスタッフTが、9月の初めに1週間、フィンランドを訪れました。エイラの話に聞いたり、数々の写真で見たりしてきたフィンランドに実際に行ってみての印象を、少し書いてみたいと思います。
 ホームステイで、フィンランドの家庭の楽しさを味わうことができました。庭のスモークサーモン器で、スモークサーモンをつくってくれたのですが、それが信じられないほどおいしくて、あまり食べられなかったのが今でも悔やまれます。それから、寒がりな私にはサウナがぴったりで、90度のサウナに毎日長時間入らずにはいられませんでした。
 飛行機が高度を下げていくと、深緑の森と青い湖、その間に隠れるようにして所々に白っぽく建物があるのが見えました。空港を出るとまず、とても涼しくて、すばらしく気持ちがいいと感じました。空気が乾燥している、ということは聞いていましたが、これ程までに快適だとは思いませんでした。雨が降ってもなお乾燥していて、少しぐらい服がぬれてもすぐ乾くのには驚きました。
 「フィンランドの夏は暑いことがある」とは聞いていましたが、フィンランドはものすごく寒い国、というイメージが強烈で、暑いなどという事は絶対にあり得ない、と思っていました。しかし、気温が20度を超えて太陽が照っていると、猛暑の大阪から来たにもかかわらず、一瞬日差しを暑いと感じてしまいました。フィンランドでは8月から秋で、雨がぱらついたりすると暗くて寒い(最高気温が15度くらい)にも関わらず、日が沈むのが遅い(午後8時半くらい)のには驚きました。
 道路沿いによく岩を見かけて驚いていると、フィンランドは氷河期の岩の上にあるのだとフィンランド人が教えてくれました。ヘルシンキの観光名所テンッペリアウキオ教会だけが岩でできているわけではないのですね。
 土地が平らで建物があまりなく、雲が低いので、美しく広がる風景を堪能することができました。白樺、モミの木、松の木がまっすぐに生えていて、木々の間にところどころスカンジナビアンレッドの木造の建物が見えるという風景は、静かで非常に美しいものでした。フィンランド 湖 夕暮れ
 湖の水が黒いのには驚きました。それは水が黒いからではなく、湖の底が岩だから、とフィンランド人が説明してくれました。そして海のような波がないので、ぺたっとしていて本当に鏡のようで、水面に木々が映っていました。夕暮れに太陽が沈む場面は息をのむ美しさでした。
 今度は、夏至の頃にまた行ってみたいと思います。
スオミのスタッフT

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● スカンジナビアンレッド
 フィンランドには、昔から赤い家が目立ちます。ほとんどの家が赤い色で、窓枠とドア枠が白です。それが私の中にあるフィンランドのイメージに一番あっている色と思います。なぜなら、夏には、一面の緑の中に、赤い家が花のようにぽつんぽつんと映えますし、冬には、真っ白な雪の中に赤い色が一つのアクセントになって、赤はとっても魅力的でやさしくて暖かい色です。フィンランド人はやっぱり、赤い色が好きです。車まで赤い色が多いです。衣料品もそうです。今はフィンランドで新しく建てられている家の多くはパステルカラーになっています。スカンディナビアンレッドでも、古い木造の家はやっぱり今でもまめに赤に塗り直されています。この前帰った時に、私の従姉妹が、父が生まれた築約200年の家を、長いはしごに登って塗り直していました。今はどこでもホームセンターで何でも塗料が売られています。便利な世の中になりました。しかし、まだ私が子供の頃に、この赤土の塗料が、家の庭で大きな鉄の樽で作られていたことを覚えています。300年前からフィンランドとスカンディナビアでは、この赤土の塗料が作られていたそうです。とっても長持ちして、時が経てば色合いが深くきれいになります。300年前の赤土の塗料が何で作られていたかという材料をご紹介します。

〜100リットルのスカンディナビアンレッド塗料〜

水 100リットル
硫酸鉄 4kg
ライ麦の粉 9kg
アマニ油 3リットル
赤土の粉 16kg

以上の材料を順番に樽に入れ、1〜2時間炊きます。
粘りが出たら、出来上がり。
1時間寝かしたらOK。
 
一度作ってみたいですね。
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● ブルーベリー再び
 最近、知り合いに、フィンランドのブルーベリーのことで、ブルーベリーはどんな風になってるんですか?という問い合わせがありました。
 そこで早速、フィンランドの兄に頼んでみました。すると次の朝、兄夫婦はちょっとしたピクニック気分でコーヒーとサンドイッチを持って、家の裏にある森に出かけました。そして、森一面になっているブルーベリーを一粒一粒、バケツが一杯になるまで摘みました。オゾン層が薄くなっているので帽子をかぶり、蚊よけのために長袖長ズボンという服装です。
ブルーベリー ブルーベリー
ブルーベリー摘み ブルーベリー摘み
 フィンランドにもう一つの名前をつけるならば、「ブルーベリーの国」がぴったりだと思います。それほど、ブルーベリーがどこでも森の中でなっています。最近では日本にも輸出されているそうです。フィンランドのブルーベリーは日本で栽培しているものよりも粒が小さく、甘くて濃い味です。私にとっては、自然の中で育ったものがおいしいと思います。また、ビタミンとアントシアニンがたくさん含まれているので目によいです。小さいときからブルーベリーをよく食べていた私は、最近まで視力が2.0でした。ブルーベリーアイになっていたかもしれません。
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● フィンランド人にとっての夏
 フィンランド人は、夏を待ちわびています。冬と寒い時期が長いせいで、夏に対しては格別な思い入れがあるのです。皆早くから夏休みの予定を立て始めます。外国在住のフィンランド人も、夏にはできる限り帰国します。
 夏休みには、外国旅行(冷夏には人気)や別荘滞在、親戚訪問などをします。また、しばしばお墓参りして、花を植えたり、水やりや草抜きをしたりといった、夏にしかできないことをします。子供や学生たちは、5月末から8月半ばまで夏休みです。宿題もありません。夏休みの間に、言葉を覚えるためにヨーロッパでベビーシッターやちょっとした手伝いのアルバイトをする夏の夕方学生もいます。働いている人は皆、夏の一番気候のよい時期に、1ヶ月程の有給休暇を取ります。建設関係も、ログハウスメーカーもそうです。気候のよい時期は働きやすいのではないかと思うかもしれませんが、フィンランドでは休暇を楽しめるのが当然のこととなっています。会社によって、従業員が一斉に休むところもあれば、交代で休むところもあります。うらやましい話ですね。写真は、夏の夜7〜8時くらいの時間のものです。
 また、夏を賞賛する歌もたくさんあります。たとえば、《夏の夜のワルツ》は、私の大好きな歌の一つで、何度聞いても飽きません。館野泉さんのピアノを通して、私はフィンランドの夏の夜にすっと入ることができます。私の頭にはこのような情景が浮かびます:夏の夜の太陽の光の中、空にはツバメがすいすいと飛びまわわっている。静けさが深まっていくところに、遥か彼方からチャペルのベルの音が聞こえてくる・・・フィンランドのつかの間の夏を人々が目一杯楽しんでいる・・・。  
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● フィンランド人にとってのログハウス別荘とは
 フィンランド人が、別荘で過ごす事によって求めるのは、力を得ることです。森に行くのも、同じことです。フィンランド人は、本当に自然を愛しているのです。社会的地位から抜け出して別荘に帰るのは、自分が自分に戻ることでもあります。別荘は、人に見せるためのものやステータスシンボルなどではなくて、自分の憩いの場所です。忙しい1週間を過ごした後で何よりもうれしいのは、自然に囲まれた別荘があって、疲れたじぶんを静かに待っていることです。静まるために一人で別荘に行くことも珍しいことではありません。
 フィンランドは人口密度が少ないため、別荘同士が離れていて、完全にプライバシーを守ることができます。また、土地が安いので、特に裕福でなくても別荘が手に入るのです。自分で森で木を切り出して加工してログハウスの別荘を建てる人もいます。
エイラ兄セルフビルド別荘
 上の写真は、私の兄夫婦が自分たちの手で建てあげた湖の傍の別荘です。
 別荘での過ごし方は様々です。湖の傍に建っていることが多いので、魚釣りが盛んです。湖の傍の別荘 にはほとんどボートがあります。夕方の静かな湖にボートを出してゆっくりと網を下ろす場所を探すのが一つの楽しみ方です。桟橋から一本釣りをしたりもします。釣った魚はスモークにすることが多いです。
 各別荘には、必ずといっていいほどサウナがあります。サウナに入るのは、ただただ体を洗うためではなく、一つの儀式のようなものでもあります。飲み物を持ち込んだり、サウナ石の上で大きなソーセー ジをホイル焼きにしたりします。のぼせてくると、湖にどぼんと飛び込み、体が冷えるとまたサウナに入り、ということを繰り返します。
 緑の指の持ち主は、小さな畑に挑戦しています。庭を手入れしたり、花を愛でたりして、楽しい思い出をはぐくんでいます。周りの森で自由に採ることができるブルーベリーやその他のベリー、きのこ類が 、食卓を囲んで団欒する人たちを喜ばせます。
 そんな自然の中での別荘生活は、人の疲れを癒します。また、子供たちもいきいきと思いっきり遊ぶことができます。多忙な現代人は、そのような機会を必要としていると思います。
 私がイメージするフィンランドの別荘での一コマはこんな感じです:静かな夏の夜、沈みかけた太陽が まだ湖の上に少し顔を出している。人々も静まり、息を止めているかのような静けさを味わう。鏡のように静かで美しい湖で、魚が何匹か飛び跳ねて水面に輪を描く。よくよく耳を澄ませば植物が成長する音まで聞こえてくるような・・・ああ、ふるさとにかえりたいなぁ。。
 
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 踊るフィンランド人
 フィンランド人はダンスが大好きです。聞いたところでは、世界一タンゴを踊るのはフィンランド人だそうです。タンゴの本場はアルゼンチンなのに、北の果てのフィンランド人がタンゴを自分たちのものにして踊っています。
 フィンランドにはたくさんのダンスホールがあり、夏には屋外でもダンスを楽しみます。
いろいろなダンスのイベントがあって、例えばタンゴカーニバルは数百名の人が参加するイベントです。中でもサンバカーニバルは毎年6月ヘルシンキで行われるとても大きなイベントで、2年前にマルキHSJのスタッフとフィンランドを訪れた時見ることが出来ました。冷たい雨の中で懸命に明るくビキニ姿で踊っていた女性達がとても印象的でした。
 私が若い頃、nuorisoseuraという、イベントを準備したり、演劇を上演したり、歌を歌ったりするグループに所属していたことがあってフォークダンスをよく踊りました。そこで、若い人たちにダンスを教えていたこともあります。大きなイベントの時はみんな民族衣装を着て演技をしたり踊ったりしていました。楽しかったことを覚えています。
 フィンランドの多くのレストランにはダンスのスペースがあって、夜になると生バンドが来て演奏したりします。踊りに来る人や、結婚相手を見つけることが目的の人もいます。 
  私はダンスが大好きで私なりに得意だと思いますが、日本に来てから一度も踊ったことがありません。でも、ノリがいい音楽を聞いた時は、体が勝手に踊りだします♪
 
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 フィンランドの食文化
 日本にはすばらしい食文化があります。海に囲まれている豊かな自然がもたらす海の幸、山の幸、そして一年中採れるよりどりみどりの新鮮な食材。それに比べて、フィンランドの食文化はやはり、厳しい自然が生んだちょっと素朴なものです。それでも短い夏に採れた野菜はとても甘く、例えばにんじんは果物と変わらない味で市場で買って歩きながら食べる人もいます。でも、冬になると野菜が採れないので手に入りにくくなります。今では輸入物もありますが、フィンランドも日本と同じく自分の国で採れたものが一番安心して食べられると思っています。
 フィンランドの主食はポテトですが、いろいろな麦でできた食材(様々なオーツ、パン)も欠かせません。パンは各家庭でも作りますが、店では数え切れないほどの種類が売られています。パンと一緒に食べるチーズ、ハム、ソーセージは選ぶのに困ってしまうくらい種類が豊富です。ほとんどの家庭では食事にデザートがつくのが一般的ですが、それらは森や庭で採れたベリーを使って作ったものが多く、同じくベリーでつくった自家製のジュースを食事の時に飲んだりします。
 フィンランドでは、わいわいと話をしながら時間をかけて食事をする事はなく、さっと食事を済ませてデザートやコーヒーになってから、わいわいと話し始めます。それはおそらく
”神様に感謝しながら食事をする”という昔からの習慣があるからではないかと思います。フィンランドのメーカー社長や若い社員にも聞いてみたのですが、今でも子供たちに静かに食事するようにと教育しているということでした。
 以前、日本のお客様とフィンランドに旅行へ行ったのですが、ホテルのレストランがあまりにも静かなので驚いていた事を思い出しました。静かなBGMが流れ、隣のテーブルに聞こえないように静かに話をし、食器の音だけがカチカチと響くぐらいで、日本での生活の方が長くなってしまった私も少し緊張してしまいました・・・

 久しぶりにフィンランド料理を作ってみました!
 
鮭のスープ 左から時計回りに、
エダムチーズとピクルス、
ベリージュース、
バターをぬったライ麦パン、
鮭のスープ、ロールキャベツ

〜鮭のスープ レシピ〜
― 材料 A ― ― 材料 B ―
- 鮭のあら ・・・・・・・・・・・・ 300〜500g
- 水    ・・・・・・・・・・・・・ 1リットル
- 塩   ・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1
- 玉ねぎ  ・・・・・・・・・・・・ 半分
- 白胡椒、黒胡椒の粒 ・・・ 各10個

- ポテト ・・・・・・・・・・・・・・ 5〜7個
- にんじん ・・・・・・・・・・・・ 1本
- 鮭の切り身 ・・・・・・・・・ 200〜300g
- 塩少々
- クリームもしくは濃いミルク 200cc

― 仕上げの材料 ―
- ディル ・・・・・・・・・・・・・ 適量
- バター ・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1

 ― 作り方 ―
1.材料Aをなべに入れて10分ゆがき、あみでこす。
2.鮭の身が残っていたら、1でできたスープに戻す。
3.スープに材料Bを入れて、15分たく。
4.仕上げにディル適量、バター大さじ1を加える。

 
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フィンランドの町づくり
 フィンランドでは環境づくりに特別に力を入れています。例えば、自分の土地に家を建てる場合でも規制がたくさんあって、 家の大きさや高さ、形、色、屋根の色まで決められています。フィンランドの家並み私の友達の兄弟が別荘を建てた時には屋根の色を間違えたため、剥がしてやり直しをさせられてしまったそうです。また、廃屋は美観を損なう原因になるので木造であれば消防団が来て焼いてしまいます。それも風景を美しく保つためなのです。私の姉の家が鉄を扱う仕事をしていたのですが、仕事場が人目につかない森の中にあったにもかかわらず周りに高い塀を立てるように指導されました。フィンランドにはこのような規制があり、自然と風景を損なわないような町づくりがなされています。日本は美しい自然に恵まれている国ですので、それを生かす為には国のしっかりとした町づくりと住人の意識が必要だと思います。ごみの問題は難しい問題だと思いますが、今までごみ出しが自由すぎたせいか不法投棄が増えているようです。フィンランドのごみの出し方はわかりやすく、ごみの種類ごとに入れるコンテナが分かれていて、いつでも出せるようになっています。大型ごみはごみ置き場所もありますが、たいてい自分で処理場まで運びます。ビンと空き缶は店に持っていくとお金がもらえるので、換金しに行く人が多いです。また、ビニールの買い物袋は有料なので、買い物には普通自分の袋を持っていきますし、商品にはもともとビニールの包装をされたものも少なく、プラスチックごみの減量につながっています。
 
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● ウィンタースポーツと雪遊び
 フィンランドでは、子供から大人まで、いろいろなところでウィンタースポーツと雪遊びに参加します。2月にはLaskiainenというウィンタースポーツの祝日があり、各学校では、その周辺に1週間ほどスキー休暇があります。それに合わせて、親たちもできるだけ休暇を取って家族みんなでウィンタースポーツや雪遊びをして楽しみます。そりで滑ったり、雪だるまやかまくらを作ったりするのは笑い声があふれる楽しい遊びです。このLaskiainenの祝日には伝統的な食事として、Hernekeitto(干したグリーンピースをもどして作るビーフ入りのスープ)とLaskiaispulla(生クリーム入りの菓子パン)を食べます。
 スキーマラソンは、昔から多くのフィンランド人に愛されている冬のスポーツで、今では夜でもできるようにスキーコースに明かりがつけてあります。スキーに関する大会は、フィンランドの北から南まで、各町と村で行われていて、私が子供のころにも学校で大会がありました。私は他の子供より背が小さかったせいかいつも一番後ろで、どんなにがんばってもついていけなかったので、一人で森に取り残されるのではないかと恐れていました。帰りがあまりにも遅かったので先生に怒られた苦い思い出があります。
 昔からの冬の乗り物に、Potkukelkkaという足で地面を蹴って進むそりがありますが、とても便利なもので、道が硬く凍っているときでも荷物や人を乗せることができます。そりの前の部分は椅子の形になって老人にも喜ばれています。(夏にはすべる部分をタイヤに換えて使います)聞いた話で、日本の方がフィンランドへ来た時にPotkukelkkaで迎えに行ったそうで、それはさぞかしびっくりされたことでしょうね(笑)。
 
 
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● サウナのはなし
 この冬は、日本では特別寒いですね。寒い時期に芯まで暖めるのは、やっぱりフィンランド生まれのサウナです。サウナの歴史はとても深く、古いものです。フィンランドにはじめに住みついた人達が、一番はじめにサウナを住まいとして建てたそうです。その昔から変わらないのは、フィンランド人のサウナに対する愛着です。サウナは、リラックスし、楽しみ(サウナストーンの上でmakkara(ソーセージ)を焼いてビールを飲んだりする人もいるようです・・・)ほっとする場所で、汗と疲れを流します。外国から客人を迎えると、おもてなしとして、サウナに一緒に入ります。そうすると、みんな同じただの人になるので、人と人を隔てるものを排した裸の付き合いができます。4代ほど前のフィンランド大統領Kekkonenは、外国の要人が来るといつもサウナに招いて、話し合いと交わりを持っていました。
 今はサウナの形もいろいろですが、基本はどれでも同じです。サウナストーブ(薪式か電気式)を暖めて、ストーブの石の上に白樺の枝でできた束(Vasta)土産店の外で売られていたVastaを置いて水をかけます。(左の写真は、土産物店の外で売られていたVastaです。)熱い湯気によってVastaが熱くなります。それで体を軽くたたきます。汗を出すためです。十分に暖まったら、外へ出て、湖か川に入って体を冷やします。高い所から飛び込む人もいれば、そうっと入る人もいます。冬になったら、雪の上で転がる人や、凍った湖に穴を開けて中に入る人も増えているようです。(私のいとこ達も実践しているようで、とても気持ちが良いものだそうです。心臓の弱い人には勧められません・・・。)
 サウナはただ体をきれいにする場所であるというだけではなく、昔の人はサウナで生まれ(出産)、サウナで最後の時(亡くなった方を埋葬されるまでサウナに安置)を過ごしました。昔の子供達は、自分はどこから来たの?サウナのベンチの下から来たの?と聞いたそうです。
 サウナの話は、入り方も楽しみ方も、フィンランド人の数ほどたくさんあります。

 内緒ですが、私は日本のお風呂のほうが好きやねん♪ by エイラ
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新しい年が始まりました。今年こそ、世界中に平和が訪れますように、
世界中の子供達が平和な生活を送ることができますように、お祈りします。                                                      2006年1月


フィンランドログハウスのスオミインターナショナル